環境調和型農業・畜産の推進プロジェクト
株式会社アルプロンは、
島根県雲南市に本店を置き
プロテインの製造・販売を行っています。
プロテインは「牛乳」からチーズを製造する際に出てくる
残渣物や、「大豆」から製造されています。
そのため、当社は農業や酪農業と縁が深いため、
環境調和型農業・畜産業のお手伝いができればと考え、
本サービスを開始いたしました。
「アルプロン Jクレジット創出支援サービス」は株式会社アルプロンが運営を務める、J-クレジット制度を活用した、農業・畜産領域における温室効果ガス排出削減活動の促進・拡大を目的とするサービスです。現在は中干し期間の延⾧によるJ-クレジット創出プロジェクトの運営・管理を主に行っています。「アルプロン Jクレジット創出支援サービス」は参加費・手数料は一切不要です。
J-クレジット制度とは、温室効果ガス排出削減活動を通じてCO2などの温室効果ガスの排出削減量を「クレジット」して国が認証した制度であり、経済産業省・環境省・農林水産省が連携し運営されています。
温室効果ガス排出量の多い企業(主に大企業)はその削減を求められていますが、自社の努力だけでは削減しきれない量があります。
そこで、削減できない量を「クレジット」として購入することで、その分を埋め合わせができる制度です。なお、「クレジット」として認証されるためには、国が定めた方法(やり方)で削減する必要があります。
「田んぼの中干期間延長」は
「クレジット」として認証される方法の1つです。
この方法は、中干し期間を慣行(直近2年以上の平均)より「+7日間延長する」だけで、温室効果ガスの一種であるCH4(メタン)の発生量を3割削減でき、その削減量をJ-クレジットに変えることができます。
「アルプロン Jクレジット創出支援サービス」に参加した生産者様が得られる収入は、全国一律で1haあたり5,000円を基準にしています。
(独)農業環境技術研究所(現:農研機構)の「水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル」によると、全国8県9地点で中干し期間を一週間程度延長する実証試験を実施したところ、平均で3%程度の減収が確認されております。
一方で、多くの地点において中干し期間の延長によって慣行より登熟歩合が向上し、タンパク含量の低下が認められる など、収穫したコメの品質の向上が示されています。
-13.3% (*)
同一値
通常中干し:14日間
中干し延長:21日間
*ほ場間の地域差が影響と推察
-13.5%
+0.1%
通常中干し:8日間
中干し延長:15日間
-1.9%
同一値
通常中干し:14日間
中干し延長:23日間
同一俵数
+0.1%
通常中干し:14日間
中干し延長:21日間
同一管理のほ場ごとに、以下内容の生産管理記録が必要です。まずは直近2年分の中干し期間がわかる記録が必要になります。なお、詳細に関しては、当社担当者からご説明させて頂きます。
01. 取組実施予定のほ場の所在・面積が確認できる記録
02. 直近2か年の中干し実施日数の記録(開始日及び終了日)
03.
直近の稲作以降の稲わら持ち出し量の記録
※持ち出しが無い場合は、その旨を記載した記録
04.
直近の稲作以降の堆肥の施用量
※堆肥の施用が無い場合は、その旨を記載した記録
01. 取組を実施したほ場の所在・面積が確認できる記録
02. 中干しを実施した期間が出穂前であることを示す証跡(概ね5割が出穂した日の記録)
03. プロジェクト実施時の中干しの実施日数(中干しの開始日及び終了日)
04.
中干し開始時及び終了時の、取水口及び排水口の写真の提出
※同一管理の水田ごとに少なくとも一点ずつ
※中干し終了前に出穂日を迎えた場合は、その様子を写した写真
05.
稲わらの持ち出し量の記録
※持ち出しが無い場合は、その旨を記載した記録
06.
堆肥の施用量の記録
※堆肥の施用が無い場合は、その旨を記載した記録
07.
日減水深の測定結果(任意)
※農業者1名が管理する水田につき1箇所ずつ
08.
換地等の実施前後の地番の対応関係が確認できる書類
※換地等が行われた場合に限る
参加準備から収入お受け取りまでの流れを
ご確認いただけます。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
慣行中干しの記録確認
直近2年分の中干し開始日と終了日がわかる記録を準備しましょう。
中干しを実施していない場合は、中干しの記録がない生産管理記録を準備ください。
営農計画書の控え確認
中干し期間の延長に取り組むほ場の住所と水稲作付面積が確認できる書類(前年度営農計画書・水稲共済細目書など)を準備しましょう。
日減水深の測定(任意)
代表ほ場1筆で日減水深を測定しましょう。
中干し期間の延長実施
慣行よりも1週間以上中干し期間を延長しましょう。
申請に必要なデータの記録
中干し開始日、中干し終了日、日減水深の測定結果(任意)、稲わらすき込み量、堆肥施用量、出穂日など必要データを記録しましょう。
必要データのご提出
申請に必要なデータを揃えて、提出しましょう。
収入お受け取り
銀行振込(振込手数料はお客様負担)で収入をお受け取りいただけます。
慣行中干しの記録確認
直近2年分の中干し開始日と終了日がわかる記録を準備しましょう。
中干しを実施していない場合は、中干しの記録がない生産管理記録を準備ください。
営農計画書の控え確認
中干し期間の延長に取り組むほ場の住所と水稲作付面積が確認できる書類(前年度営農計画書・水稲共済細目書など)を準備しましょう。
日減水深の測定(任意)
代表ほ場1筆で日減水深を測定しましょう。
中干し期間の延長実施
慣行よりも1週間以上中干し期間を延長しましょう。
申請に必要なデータの記録
中干し開始日、中干し終了日、日減水深の測定結果(任意)、稲わらすき込み量、堆肥施用量、出穂日など必要データを記録しましょう。
必要データのご提出
申請に必要なデータを揃えて、提出しましょう。
収入お受け取り
銀行振込(振込手数料はお客様負担)で収入をお受け取りいただけます。
環境にやさしい農業に取り組みたい
とお考えの方は、ご連絡いただきましたらこちらから個別に
ご連絡させて頂きます。
農業・畜産領域において、カーボンニュートラルの取り組みをご検討されている自治体様や公共的団体様からのご相談を随時お受けしております。右のボタンからお問い合わせ頂きますと、こちらからご連絡させて頂きます。
みなさまから寄せられる代表的な質問
(本サービスに関してや、J-クレジット制度、中干期間の延長に関する質問)については、下のボタンからご確認できます。
収穫後3ヵ月以内のお米を真空状態にして酸化を防ぎ、鮮度を保つ備蓄米です。
環境に配慮した農法で栽培しています。
J-クレジットに登録されたプロジェクトとして、
中干し期間延長を実施することにより、地球温暖化対策に貢献しています。
環境問題に対する
活動の支援をしたい!
災害時など、
もしもに備えておきたい!
本サービスに関するお問い合わせは、下記お問い合わせフォームにて承っております。
必要事項をご記載のうえ、送信をお願いいたします。